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5 世代同居にこだわったわけ

2010年過ぎには高齢者のいる世帯で3世代同居が2割以下になっていたのに、Tさん(や一部の政治家)が、なぜ「子や孫と一緒に暮らす」ことを「ふつう」とみているのか。

番組で紹介されたTさんの経歴、「東北地方の高校を出て大手銀行に採用」「50代半ばで退職」というあたりからみると、私とほぼ同じか、少し上の世代です。高度成長期に子どもから成人になった世代です。
その頃は、高齢者の過半数が子ども世帯と同居していましたから、家族についての精神的な風景はその時代のもの。この時期に作られた家族観がそのまま残っているというわけ。

ついでにいえば、ここ2、30年、プライバシーの意識がひろがりましたから、よほどのつきあいがなければ、他の家族がどんな構成になっているか、わからなくなっています。ですから、いったん作られた家族観は滅多なことでは修正されません。私だって、今回、このデータをみるまでは、高齢者の半分くらいは子夫婦と同居しているんだろう、と思ってましたから。

そんなわけで、5,6年まで、田舎で暮らす高齢の親を、都市に呼び寄せる話がけっこうありました。
最近は、あまり聞かなくなったのですが、どうなったんでしょうか。

実は、私も20年前に家を作る際、同じ市内にある実家の老親に
「一緒に暮らすなら部屋を作るけど」と持ちかけたことがありました。
「ありがたいが」とあっさり断られました。
そして「建築資金が足りないなら援助するぞ」とまで言われて、
「なに言ってんの?要らないよ。」と言い返しましたが。

あとで、援助をこっそりもらってパチンコ代にする手もあったなあ、と思いましたが。
やっぱり、私だって、私のような息子に同居するか?といわれたら即座に断りますし、ねえ。面倒がふえるだけですから。
「それにしても、○○さん(私の妻)は、エライと思うよ。よくまあお前のような男に我慢してくれている。頭が下がる。」
そこまで悪しざまにいうか?お前らの息子だろ、と思いましたが、べつに言われていることに間違いはありませんから、「カミさんにそう伝えておくよ。」といって退散しました。
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この時に、同居をもちかけたのは、単なる気の迷いか気まぐれのようなものですが、その裏には、私もTさんと同様「3世代同居がふつう」という感覚があったということでしょう。
ありがたいことに、老親の方がそれをうまくかわしてくれたというだけのこと。知恵があったんですね、彼らの方に。

「一緒に住まないか?」と声をかけられないのも、ちょっとサビシイけれど、同居してしまうと、しなくてもいい苦労を背負うことになる。ちょうどいいのは、高齢者が声をかけられて、それを断る、というあたりだとか。上野千鶴子の『おひとりさまの老後』にもありました。

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