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3連休のひまつぶし 1

1 観たいモノが少ない

最近、ワガママに拍車がかかり、見たくないものは見ない、食べたくないものは食べない、会いたくない人には会わない、という傾向が強くなってきました。
これでも、もう少し前までは、新規開拓意欲がけっこうありました。
例えば、3カ月ごとに新ドラマ、新アニメをチェックして、可能性がありそうなのはとりあえず録画したり、月に1度は本屋で平積みの本をざっと見て歩いたりしたものです。
が、テレビドラマは、結局録画を残したいものがないという状態が1年以上続いたところで諦めました。
私が面白いと思うモノはもうほとんど残っていない、と。
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私の感覚がすっかり古びた、と謙虚に思ったりもしますが、一方で、才能あふれる人がメディアの世界に生まれにくくなったのかもしれない、と傲慢になったりもします。
加えて、私の興味がどんどん「笑い」や「面白さ」に特化して、「お涙モノ」「恋愛モノ」「根性モノ」は、なにをいまさら、と思っていますから、どうしたって、無理。

結果として、古いTV番組や映画、本、マンガを再び味わう時間がふえていきます。
といっても、録りためた番組をみても、なんでこんなのを録ったんだ?と当時の自分を疑ってしまうことも多々あり・・・・。

カミさんが昔、面白いと思う本が100冊もあれば、あとはイラナイ。100冊読み終えた頃には、最初の本を忘れているから、と言っていたのを思い出しました。
そんなもんかもしれないな、と思いました。(が、彼女はその後、それほど記憶力が落ちなくて、宗旨替えしたらしいけれど)
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3連休のひまつぶし 2

2 経済小説

金曜に飲み会があった後の3連休。
いつもの買物以外、どこにも行かずに読書。珍しく経済小説を読んで、特に感想ナシ。「銀行は人事」「客の利益を第一に」とかあっても、なんだかどこかで見た風景だな、としか思わなくて。
若い頃に、30歳までは「恋愛小説もアリ」それ以後は。推理小説、40歳になったら経済小説、50歳を越えたら歴史小説とヒマつぶしネタを考えていました。
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そろそろ推理小説、という時に、まずは「Xの悲劇」「Yの悲劇」を読んで面白かったので、ヨシいけると思いました。が、あとは適当に図書館で借りて読んでみたら、いまいちピンと来ない。推理小説をよく読んでいる同僚に、事情を話して、面白いのを紹介してもらおうとしたら、
「そりゃ、ダメだよ。クイーンのそこから読み始めたら、あとの本が面白くないって、あたり前。」と言われて、あ、入り方を間違えたんだ、と知りました。いちばん美味い料理を最初に食べてしまった感じ、らしい。
その後、仕事がら歴史モノも読もうかと思いましたが、「歴史」は現代からの選択された「事実」と気づいてからは、まったく食指が動かず。どのみち現代の考え方の反映でしかないのなら、現代の考え方をまんま見ればいいだけ。
となれば、経済小説は「経済人」の発想をなぞるだけですから、どれも「見たことがある風景」になることはあたり前。
私が見たいのは、いままで見たことがない気持ちいい風景、なんですから。でも、そんなの、滅多に訪れないでしょう。

3連休のひまつぶし 3

3 娘は「アルフ」

仕方なく暇つぶしに録画しておいたEテレの「漫勉」萩尾、花沢、五十嵐を見たら、思いのほか面白くて、ドラマよりも「ドラマチック」。
同様に「岩井俊二のMOVIEラボ」も。

なにが面白いって「作る」ことの秘訣がそのまま見られたところ。
「消費社会」といわれるようになって久しいけれど、なんといっても「制作」(生産)することの方が圧倒的に面白いことはあたり前。無から有ができるんだから。もちろん、それが「流通」に乗るか、仕事として成り立つかどうかは別問題ですが。

コーヒーがほしくなり、下に行ったら、娘も録画を見ていました。
30年近く前の「アルフ」。彼女は私より徹底していて、つまらないモノはヒマでも見ない。だから連休中には「やっぱりネコが好き」とか「水曜どうでしょう」なんて見ています。歳からいっても、ちょっと古いと思うんだけれど、なんだかなあ。

つきあって、ちょっと見ていたら、ウィリー(父親)が若い頃に放浪していた話が出てきました。大草原を貨車にタダ乗りしていくシーン。
若者が貨車に乗って放浪するというのは、アメリカ映画にけっこう出てくる話で、いつごろのことだったんだろ?
ウィリーのリベラルな風情は、東部のベビーブーマーという感じで、日本でいえば団塊の世代というところだから、60年代ってことかな?

3連休のひまつぶし 4

4 私は「フーテンの寅」

コーヒーもって部屋に戻り、娘に対抗して取り出したのが「フーテンの寅」。ちょっと考えて「忘れな草」。
リリイのものなら「相合傘」にとどめをさすわけですが、ここはそれほど観ていない「忘れな草」。
観て、やっぱり正解。舞台が1973年頃の網走。リリイと寅が出会った夜行の普通席って、私も同じ列車に何度となく乗ったことも懐かしい。

当時、北海道が好きで、ヒマができると均一周遊券一枚もって、上野から夜行急行十和田に乗ったことがありました。
さすがに、貨車に乗って、というわけじゃなかったけれど。なにせ当時の北海道均一周遊券は学割で7600程度。5月中に買えば6000円くらいだったんだから、バイト1日か2日ぶん。日本流の学生の貧乏旅行です。

観光地を回ったのは最初だけ。2度目からは、居心地のいいところでぼんやりする旅になりました。
そのひとつが網走にあった友愛荘というユースホステル(昭和50年に契約解除したとか)。4,5日ぼんやりとして、オホーツク海沿いの国道をテクテク歩いて牧場を見に行ったり。同宿の人たち数人で、町でパンを買って漁港から浜に出てピクニックやったり。
能取湖で魚釣りをしたこともありましたっけ。
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だから、寅とリリイが話していた港も同じ風景を見ていたかもしれません。よく覚えてないけど。リリイが1箱100円のセブンスターに火をつけて、「普通の生活」を寅と語った岸壁も歩いたかも。
寅が働いてみた牧場は能取湖のそばですから、歩いた場所だったかもしれません。

なんてことを思い出しながら、観て40年たっても、やっぱり名作は名作なんだな、と思いました。せっかくなので、明日は「家族はつらいよ」でも見に行こうかと思います。

秘境に住む76歳の女性

「夢の田舎暮らし」が介護や病気によって、困った問題が生まれるという話が前回ですが、だからといって、田舎暮らし自体がうまくいかないと思っているわけでもありません。
年末に「所さんの番組(たぶん再放送)」で紹介されていた「秘境に住む76歳の女性」には、(この人、タダモノではない)と驚きました。

JR飯田線の為栗駅という超ローカル駅から1時間半かけて山道を歩いたところに住む奥山ミチヨさん76歳(本名じゃないでしょう。山奥に住む人という程度の意味?)ですが、これまでに知ったどの人間類型にもあてはまらない人です。

たとえば人里離れた場所に住む人の定型として浮かぶのが「人間嫌い」「社会嫌い」ですが、そんなそぶりはなく、また一方で、逆に「訪れた客を歓待」「久しぶりに人と話すのが楽しい」という様子もないのです。淡々と、にこやかに手作りの羊羹を品のいい平皿に出して、どうぞ、とすすめるだけ。
客の前に座るというのでもなく、立って柱によりかかり、窓からの景色を見ながら穏やかに話します。
せっかく来てくれたのだから、と「風呂をごちそう」して、別れる時には「またどうぞ」などとは言わない。
距離を保ちながら、気持ちよくもてなす、というきわどい姿がなんともカッコいい。
なれるものなら、あんなふうに、と思いましたが、あと10年かそこらではとても無理。というより、どこでどんなふうに生きたら70代にあんなふうになれるのか、皆目見当がつきません。
何者なんだろうか?

以来、奥山さんのたたずまいのどこに秘密があるんだろうか、とずっと考えていました。
年末の庭掃除をしながら、逆に考えたらいいかもしれない、と気づきました。
つまり老人にありがちな姿と対比してみること。
090210_090453 2010-10-02 19-26-31全然無関係の山奥の写真 どこだろ?

加藤秀俊の『隠居学』に紹介された、老人を描いた仙厓和尚の言葉(部分)から紹介します。(前半は姿形の劣化なので割愛)

聞きたがる、死にとうながる、淋しがる。
心はひがむ(曲がる)、欲深くなる。くどくなる、気短になる、
愚痴になる。出しゃばりたがる、世話焼きたがる。
またしても 同じ話に 子を誉める
達者自慢に人は嫌がる」(同書p.227)

孤立することを怖がる一方で、自分を語ることに執着する。他人との距離感がうまく設定できないこと以上に、自分との距離感がつくれない、とでもいえばいいのかもしれません。

まず、私はどうか。かなり甘めに採点してみました。
あてはまる=○ いや違うだろ=× さてねえ?=△

聞きたがる(○・・・仕事がら) 死にとうながる(×・・・親が他界しましたのであとは順番) 淋しがる(×・・・それほど人間が好きなわけじゃない。独りは好き)。
心はひがむ(△・・・そうかも) 欲深くなる(△・・・余生なのでそんなにいらない) くどくなる(○・・・同じく仕事柄) 
気短になる(○・・・元々) 愚痴になる(×・・・たぶん言わない) 出しゃばりたがる(○・・・あるある)
世話焼きたがる(○・・・半分仕事柄) またしても 同じ話に(○・・・大いにある)
子を誉める(△・・・ほとんど言わないはず?) 達者自慢(○・・・あるねえ)に人は嫌がる(△・・・そりゃそうだろ)

結果、全14項目中、あてはまるのが7項目。あてはまらないのが3項目。さてねえ、そうかもしれないし、違うかもしれない(△)が4項目。実際に私を知っている人より、かなり甘めの自己採点です。
もし、仙厓和尚が「自分に甘く他人に厳しい」と付け加えてたら◎がつきます。
さて、じゃあ、奥山さんはどうか。(あくまで画面の印象ですが)

聞きたがる(×) 死にとうながる(×) 淋しがる(×)。
心はひがむ(×) 欲深くなる(×) くどくなる(×) 
気短になる(×) 愚痴になる(×) 出しゃばりたがる(×)
世話焼きたがる(△) またしても 同じ話に(×)
子を誉める(×) 達者自慢(△)に人は嫌がる(×)

全14項目中、○(あてはまる)=なし。×が12項目。△が2項目。
「世話焼きたがる」を「風呂や手作り羊羹でもてなした」と無理に適用したものと、「達者自慢」を「荷物が軽いから休憩なしで」と言っていたことに、無理くり適用(全部×なんて、クヤシイでしょ。目標にもできないし)。
「人は嫌がる」が×なのは、所さんたちがみんな「かっこいいよなあ」と言っていたし、私もそう思ったから。

じゃあ、どう考えるか、は次回。
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